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ラバーグッズの加工方法・層構造

ラバ―グッズは層を重ねる多層構造と表面が平らな同一層構造の2種類の加工方法で制作します。
ご入稿いただいたデザインに適した加工方法をスタッフがご提案いたします。加工方法のご希望がある場合は、お申し付けください。

凸加工
平面加工
キーホルダー/ストラップ制作のポイント
コースター制作のポイント
制作事例

凸加工

ラバーの層を重ねて凹凸のある仕上がりにする加工方法です。

凸加工の構造

①凹凸のある立体的な仕上がり
層を重ねてデザインを再現するので、立体的な仕上がりです。凸部は約0.6mmの高さになります。

正面
斜めから


②細かいデザインの再現が可能
小さい文字などの細かい部分も凸加工なら再現が可能です。平面加工でキャラクター部分を、細かい部分のみ凸加工で再現することがあります。

細かい文字も凸加工なら再現可能


③細い部分はひっかくと取れやすい
凸部分が小さかったり細かったりする場合、爪などでひっかくと取れる可能性があります。


平面加工

ラバーの表面の高さを揃え、平らにする加工方法です。異なる色の境界部分には凹んだ隙間ができます。

平面加工の構造

①平らな表面
表面のラバー高さが揃った平らな仕上がりです。

正面
斜めから


②凹んだ隙間ができる
異なる色の境界部分に、凹んだ隙間ができます。隙間からは下層ラバーの色が見え、隙間から見える色をデザインの線として利用できます。細かいデザインの場合は、隙間が大きくなることがあります。

隙間から見えるラバーの色をデザインの線として利用
細かい文字は凹んだ隙間範囲が大きくなります


③線の細いデザインは注意
髪の毛等の線の細いデザインの場合、金型製作の制約で隙間ができることがあります。隙間からは下層ラバーの色が見える仕上がりです。

髪の毛などの細かい部分は隙間ができることがあります


キーホルダー/ストラップ制作のポイント

キーホルダー/ストラップは、基本的に第一層は下地、第二層目にキャラクターやロゴなどを凸加工で配置し、第二層目のキャラクターやロゴは平面加工で再現します。
細かい文字やデザインは凸加工で再現します。下地の色と、平面加工層の隙間から見える色を変えるために、層を追加することも可能です。

キーホルダー・ストラップの基本構造


コースター制作のポイント

コースターは表面が平らな平面加工の場合、どんなデザインでも上に置くグラスなどが安定します。凸加工の場合、凸部分は約0.6mmの高さになります。

コースターの基本構造


制作事例

①凸加工+平面加工 <キーホルダー>
凸加工で下地(第一層)、車両デザイン部(第二層)、細かい文字(第三層)の仕上がりです。車両デザインは平面加工です。基本的に第一層に下地、第二層目にキャラクターやロゴなどのデザインを平面加工します。細かい文字部分は平面加工の場合、下地の色が見えてデザインが潰れることがあるため、凸加工で再現しています。

正面
斜めから


②凸加工+平面加工 <キーホルダー>
凸加工で白い下地(第一層)、線の黒色部分(第二層)、キャラクター部分(第三層)の仕上がりです。キャラクター部分は平面加工で、凹んだ隙間から見える下層のラバー色をデザインの線として利用できます。下地とキャラクター部分の間に層を追加して、キャラクターの線色と下地色変えることが可能です。

正面
斜めから


③平面加工のみ <コースター>
平面加工のみでデザインを再現しています。下地の白色とロゴの黒色の境目に凹んだ隙間が出来ます。文字の小さい「SINCE2015」部分は、金型作成の都合上、隙間が広い仕上がりとなっています。表面が平らなので上に置くグラスなどが安定します。

正面
斜めから


④凸加工のみ <コースター>
凸加工のみでデザインを再現しています。第一層が白色の下地、第二層にロゴやイラストなどのデザインを配置しています。凸加工部分は約0.6mmの高さになります。デザインの細い部分まで凸加工は再現可能です。コースター本体に、フチをつけることも可能です。

正面
斜めから


オリラバではご希望に沿う加工方法でご提案いたします。ご希望の層構造・加工方法があるときはお知らせください。できあがりが自然か、大きな問題が生じないかを確認させて頂きます。


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